定期的な鍼灸治療

突然ですが、楽効堂ではご紹介の患者様に限り、訪問鍼灸治療も行っております。

訪問鍼灸治療の場合は、週に1回または2回、若しくは2週間に1回、というように、定期的にある程度の期間継続して鍼灸治療を行っていくことになるのですが、やはり「定期的に鍼灸治療を受ける」ということはメリットが沢山ある!と実感しております。

 

◎定期的に鍼灸治療を受療するメリット◎

 ・体の変化に気付きやすい

・調子を崩す前に予防できる

・新たな症状が出ても症状が軽いうちに対応できる

 

例えば「腰痛」で長い距離を歩くことができなかった方の場合

・まず「腰の痛み」を鍼灸治療で取り、日常生活の上で注意する点を具体的にお伝えしていきます。

定期的にお体の状態を診させていただくことにより、小さい変化をとらえやすいので、快方に向かうイメージを鍼灸師と患者様が共有することができます。

また、痛みが悪化した場合は、前回の治療から今までにどのようなことがあったのかを伺うことで、何が悪化の原因か推測でき、気をつけるポイントを見つけられます。

 

・「腰の痛み」が落ち着いたら、歩くための筋トレを開始したり、歩く時の姿勢の練習をしていきます。

80歳代後半、90歳代の方でも筋トレの効果は着実に出ます。

逆に筋トレを行わない場合、何度も同じところを痛めてしまい、ご本人は「ずっと治らない」「また痛くなるのがこわい」と思って徐々に出かけなくなってしまう…ということもあります。

「痛みの悪循環」を断ち切って、治る方向に歯車が回転し始めたら、痛みの再発や新たな症状が出ないよう良く観察しながら、根本的な原因にアプローチしていくことも大切なことです。

また、全体的な体調不良のきっかけになる、風邪、便秘、下痢、睡眠不足、消化不良、食事の偏り、冷え、などに早く気付き、対処していくことも重要です。

 

訪問鍼灸治療の場合、「もう痛くない」「今日は調子が良い」という日であっても、「疲れていて出かけられない」「天候が悪いから…」という日であっても、定期的にある程度の期間継続して鍼灸治療を行っていくので、ご本人が気づかないような体調不良のきっかけも早目に対応することが可能になるのです。

患者様ご自身が、ご自身の体調を理解しながら、無理をしないで少しずつ目標に向かっていくことができるところが、定期的に鍼灸治療を受療する最大のメリットであり、それが、「体調管理に鍼灸治療を利用する」ということだと思います。

 

慢性的な腰痛、頭痛、首痛、膝痛、などでお悩みの方のみならず、体調管理を行いたい方も、是非、定期的に鍼灸治療を受療されてみてはいかがでしょうか?

楽効堂でお待ちしております!