梅雨バテ

今年の梅雨明けは7月4週目以降になるとか…。昨年は6月末に梅雨明けしたので随分と長い梅雨になりそうですね。気温がそれほど高くないのが救いですが、ジメジメと湿気が多い日が続いております。
この時期に多いのが、体がだるい、体が重い、いわゆる「梅雨バテ」のお悩みです。
低気圧の影響で血流が悪くなったり、気温差が激しいため自律神経が疲弊してしまったりする上に、湿度が大きく影響しているのです。
東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)がそれぞれ協調しあいながら正常に働いている状態を健康と考えます。五臓それぞれに影響を受けやすい外部環境のストレスがあるのですが、「湿」に弱いのは「脾(ひ)」です。「脾(ひ)」は飲食物の消化吸収を担っておりますので、機能が低下してしまうと、胃もたれ、胸焼け、食欲不振、浮腫み、だるさなどが現れるのです。食べ物を食べたり、飲み物を飲んだりしても、消化吸収ができなければ体の栄養とはなりません。
鍼灸で「脾(ひ)」のはたらきを高めて梅雨を乗り切りましょう!楽効堂でお待ちしております。