帯状疱疹

少し前のことになりますが、わたくし9月初旬に帯状疱疹に罹ってしまいました。9日程お休みをいただくことになり、ご予約をお断りさせていただいた皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。

私の場合、三叉神経第一枝領域に疱疹が出たのですが、本当に痛かったです。神経の炎症とはこの様に激しい痛みを起こすものなのか!!と思い知りました。

又、瞼の腫れ、おでこの水疱が酷く、まさにお岩さん状態になってしまいました。実際「お岩さんは帯状庖疹だった」という説があるそうで、お岩さんの痛み、悲しみが少しわかるような気がして、とても親近感を覚えました。

 

帯状疱疹の場合は、ウイルスの増殖を抑える薬が効果テキメンなので、ピリピリした痛みの後に小さな水疱が複数できていることに気付いたら、どんな用事もキャンセルし、なるべく早く皮膚科のお医者様に診ていただくことをお勧めします。早ければ早いほどダメージが少なくて済みます。

私の場合、激しい痛みは三日程で落ち着き、腫れは一週間程で落ち着きました。そして、それらが落ち着いた後、知覚異常や痺れ、痒みが現れたのですが、その段階になってからは鍼灸治療が効果的でした。もちろん物理的に損傷した神経を自分の力(自然治癒力)で修復するので、ある程度時間はかかりますが、鍼やお灸をやった瞬間、滞っていたものがスッと通る感じがあり、その効果を身をもって実感いたしました。

又、帯状疱疹を発症しないためには、免疫力を落とさないことです。それにはもちろん鍼灸治療が効果的です。

やはり早目、早目が大切ですね。タイミングを逸して大事になる前に、しっかり体調管理して行きましょう!(私も気をつけます!)

楽効堂でお待ちしております。