8月9日「令和5年度 狛江・多摩川花火大会」ご覧になりましたか?
このところの不安定なお天気と、追い打ちをかけるような天気予報(8月9日の夜6時から9時まで「雨」)を見て不安になりましたが、無事開催されて本当に良かったです。4年振りだそうです!
商店街の方達が一生懸命準備なさっている様を見たり、ご家族そろって特等席で観覧することを楽しみにされていた患者様の思いを伺ったりしていたので、お天気のことはどうすることもできないとは言え「何とかやって欲しい!」と願っておりました。
夜空いっぱいに広がる大きさと光の美しさに感動し、音もドーンと体に響いて迫力満点でした!!感動しました!!
花火には「邪気払い」の効果があるそうです。
強力な「火」のエネルギーと、ドーンという「音」で、ネガティブな諸々を吹き飛ばしてくれるのだそうです。
確かに、花火を見ていると、気分が晴れやかになってきますよね。
皆さんが「ワー!」「きれい!」と上を向いて微笑んでいるお顔が花火に照らされているのを見るのも、とても嬉しく楽しい気持ちになりました。
今年の夏はとても暑く、2023年7月の世界の平均気温は、観測史上、最も高かったそうです。過去12万年で「最も暑い1カ月だ」と指摘した専門家もいます。国連のグテーレス事務総長は7月27日「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代にある」と警鐘を鳴らしました。東京も連日体温以上の高温になり、ヨーロッパでは「40度超え」が各地で観測されています。
そして、猛暑と共にやってくるのは大雨です。高温が続くと大気中の水分が蒸発しやすくなり、雲が増えるとともに降水量も増加するからです。イタリア北部では、数日間続いた猛暑の後、大雨と共に大量の雹(ひょう)が降り注ぎました。道路が冠水し、真夏に氷が浮かぶという、まさに異常気象を象徴するかのような現象だったそうです。
今まで起こらなかったことが次々起こる時代に突入してしまったのでしょうか。
このような情報を見聞きすると、この先どうなってしまうのだろう…と不安になる方や、鬱々とした気分になる方がいらっしゃるかもしれません。東洋医学的に言うと「気のめぐり」が悪化してしまうわけです。
そのような状態を「ドーン」と花火で蹴散らしてくれたのが昨日の花火大会でしたが、そう度々花火大会はないので、ご自分自身で「気のめぐり」を良くすることを心がけることが大切です。
ゆっくり呼吸をしながら軽い体操をする、シャワーで済ますのではなく適温のお風呂にしっかり浸かる、そもそものエネルギーのもとである食事の内容に気をつける、など、心身の健康を保つための「養生(ようじょう)」について学び、実践する必要性が今まで以上に高まっていると思います。
鍼灸治療を受けて頂くことは、ご自身の心身の状態を知り、対処法を知る機会になります。それが「養生」の第一歩になることもあります。
皆、等しく初めて経験するこの困難ですが、その時、その時に適切に対処していくしかありません!
その為には、日頃から「養生」し、免疫力、自然治癒力を高めておくことが本当に大切になってきます。
楽効堂でお待ちしております!