早いもので、もう11月ですね。今年も残すところあと2か月です!
一年を二十四季に分け「四季」よりも細やかに季節を表す「二十四節気」というものがあります。
その「二十四節気」では、11月は
霜降(そうこう) 10月24日〜11月7日頃
立冬(りっとう) 11月8日〜11月21日頃
小雪(しょうせつ) 11月22日〜12月6日頃
となっています。
未だに日中の最高気温が25度を超えているので「霜」とか「雪」とか、何だかピンと来ませんね。
とは言え、もうすぐ気温も下がり、冬に向かっていく季節です。
そんな11月の過ごし方として気を付けて頂きたいのは「昼夜の気温差」です。
「昼夜の気温差」によって知らぬ間に自律神経を酷使しており、その状態が続いてしまうと様々な不調につながってしまうのです。
自律神経を整える方法としては、以下のようなものがあります。
・ゆっくり深い呼吸を行う
ゆっくりと深い呼吸をすることは自律神経を整えるのに効果的です。
鼻から1、2、3で吸って、1秒止め、1、2、3、4、5、6、7で口から吐きます。
吸うときに胸は動かさないでお腹をふくらませ、吐くときにお腹をへこませることができると腹式呼吸になります。
ゆったりした気持ちで10セット行ってみてください。リラックスした状態になっていると思います。
・体を軽く動かす
ウォーキングや全身のストレッチ、スクワットなどの軽い筋トレがおすすめです。
特に、デスクワークの方におすすめしたい運動は「エアクロール」と「エア背泳ぎ」です。
「エアクロール」は、立った姿勢で背筋を伸ばし、大きくゆっくりと水泳のクロールのように腕をまわします。
又、肛門を締めて、上体がぐらぐら動かないように保持することが大事です。鏡を見ながらやってみてください。
「エア背泳ぎ」は「エアクロール」とは逆回転で腕をまわします。
腕を回すことで肩回りの血行不良を改善し、上体がぐらぐらしないように姿勢を保持することで体幹の筋トレになります。
回数としては「少し疲れを感じるくらい」が良いと思います。「ゆっくり」が大事なポイントです。
私自身は「エアクロール」50回、「エア背泳ぎ」50回を毎日実施しております。
・朝食を食べる(体の中から温める)
できれば腸に負担のかかる小麦(パン、麺類)ではなく、お米を摂って頂きたいです。
特に冷え性の方には、朝の主食をお粥にすることをオススメします。お腹の底から温まって一日を元気に始められること請け合いです。
フルーツとヨーグルトというような内容ですと、体を冷やす方向に働いてしまいます。
ちなみにどうしても「パンが食べたい!」という方は「米粉パン」という選択肢もありますよ。
・湯船に浸かる(体の外から温める)
シャワーではなく適温(40度くらい)の湯船に浸かることで体全体を温めることができます。温まることで血管が広がり、体の隅々まで血液が循環するので、必要なものが届き、不要なものを回収することができます。又、水圧の効果と相まって、むくみの改善や、腎臓の機能を高める効果もあるそうです。
深呼吸しようとしても深く吸い込めない、とか、クロールのように大きく腕が回せない、とか、食欲、元気がなくてご飯が食べられない、とか、上記のようなセルフケアができない場合もあると思います。
そのような時には鍼灸治療があります!
何とかしたいお辛い症状でお困りの方は、是非一度楽効堂にお越しください。
お待ちしております。